ゼメリング鉄道訪問記①
6月15日、オーストリアのゼメリング鉄道を乗車すると共にいくつかのスポットで撮影に行ってきました。
ゼメリング鉄道はオーストリア鉄道の路線の一部ですが、1850年代に造られた当時の最新技術を用いた標準軌の山岳鉄道ということで、1998年に世界遺産に認定されています。
ドイツ・ミュンヘンからは少し遠いため、まず前日14日にウィーンまで飛行機で飛んでゼメリング鉄道の西側の起点であるミュルツツーシュラークまでRailjetで移動し1泊、翌日ゼメリングに移動し朝から昼過ぎにかけて撮影し再びミュルツツーシュラークに戻りそこからRailjetでウィーンの空港まで行って夕方5時半の飛行機でミュンヘンに戻るというスケジュールを組みました。
前日は夜暗くなってからの移動だったのでゼメリング鉄道での移動でしたがまるで景色も見えず、撮影も翌朝からの分になります。
ミュルツツーシュラーク駅に行くと間もなくチェコ鉄道のEuroSprinter牽引のRailjetが着ました。ドイツでは見かけないだけに新鮮です。
古いタイプの近郊型電車が留置されていました。
ゼメリング駅まで向かうのにRailjetで1駅、約12分です。インターネットで事前予約すると3ユーロとかなりリーズナブルでした。各駅停車に当たるCityjetが2時間に1本しかないためそれを補う措置でしょうか。
やってきたのはこれまた珍しい"SKI Austria"のラッピング仕様でした。
ゼメリング駅で降りてお見送り。
ゼメリング駅には設計者であるカール・リッター・フォン・ゲーガの石碑と世界遺産の記念碑があります。
静態保存されているVT44形, 5144 001 ディーゼルカー
1144形牽引のNightjetが通過して行きました。イタリアからウィーン方面に向かう列車のようです。
ゼメリング駅で特筆すべきことは、ホームは3番線まであるのですが基本的に旅客列車は上りも下りも全て1番線を使用することです。乗客にはこの方が便利ですね。
この後ハイキングがてら撮影地に向かいます。
次回に続きます。
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