Nightjet (NJ40295) 乗車記
旅行から帰ってきました。今回はイースター休暇を利用しイタリア、スイスを列車で回って来ました。
まずは4月18日、München OstbahnhofからNightjet、NJ40295に乗りMilano Centraleに向かいます。
出発の20分程前、19時50分頃に着いて表示されていた8番線で待っていると、7-8分ほど前になって発着が13番線に変更になったという案内が。行ってみると既に車両は到着済み。日本だとこういうことはあまり無いですが、こちらでは割と頻繁にあります。
しかも他の列車との連絡を取るため15分程発車が遅れるとのアナウンスがありました。
尚、今回の行程はこの通りです。
Romaまで行くNJ295と併結されてオーストリアのイタリア国境近辺のVillachまで行き、そこでRoma行きはWienから来るNJ40233と併結して機関車を付け替え先行して発車、Milano行きはNJ40233と一緒にWienから来たNJ233と同様に併結してÖBBの機関車に付け替えて発車するという複雑な入れ替えを行ないます。
ÖBBの機関車はVillachからTarvisioまでの一区間だけ担当し、Tarvisioからはイタリア鉄道、Tretaliaの機関車がMilanoまで担当します。
今回は家族3名での旅行でしたので寝台車(Sleeping Car)の3名用個室(トイレ、シャワー付き)を選びました。その方が快適に過ごせるだろうと思ったのですが・・・
入ってみてまずその狭さにびっくりでした(;^_^A
トイレ・シャワーのスペースがせり出していて結構圧迫感があります。テーブルは着脱式ですがこれがあるとほぼ身動きできません。
また、トイレ・シャワー室の方は洗面はシャワーと供用でシャワーはあまりに狭いので結局使いませんでした。写真を撮るのを忘れましたのでリンクを貼っておきます。
車内に人数分一袋ずつ置いてあった紙袋、中身はこんな感じでした(帰宅後に撮影)
。これ以外にペットボトルの水とおつまみが入ってました。タオルは50cmx30cm程の大きさです。スリッパはロゴ入りだったので記念に(笑)あと耳栓。これが重要だと後で気づくことに・・・
この車両専属の乗務員がチケットの確認と室内設備の説明に来て、小さいボトルのスパークリングワインをくれました。朝食付きですが、チェックシートのようなものから飲み物含めて6つまで選んで渡しておくと翌朝用意してくれます。7つ以上だと有料です。
ベッドメイキングをして貰う時にも乗務員に頼む必要がありますが、荷物を全部上に上げてくれと言われました。上ってどこ?と思ったらベッドの3段目と同じ高さの向井側、トイレ・シャワーの上の部分にスペースがあります。小型のスーツケースやら全て上に上げてベッドを出して貰いましたが、3段だと起き上がると頭がぶつかります。まあしょうがないですが。
ベッドで読書しながら12時頃にそろそろ寝ようかと思い消灯。窓が開閉式のせいか、走行音が結構します。あとは揺れは少ないかと思ってましたが、カーブや駅構内のところでGを感じてそれが予測できないだけに重力に弄ばれているようでした。そんなこんなで結局2時間程しか眠れず気がつけば朝7時前でした。音の方は耳栓で何とか軽減できたかもしれませんが後の祭りでした。
7時半ごろ、乗務員を呼んで座席に戻して貰いその後朝食です。
パンにチーズ、バター、コーヒー、オレンジジュース、ヨーグルトの6品です。
食べながらドイツとは少し違うイタリアの景色を眺めていると9時過ぎにMilano到着です。
降り際に2人用の個室を見てみると、こちらのベッドは頭上空間も広々しています。
こちらは部屋にトイレ・シャワー無しですが。
Milano Centraleです。
牽引機関車はTretaliaのE402Bとなっていました。
以上、ようやく乗車機会ができたNightjetでしたが、残念ながら3人用個室の部屋の狭さと音と揺れによる寝不足で満足感はそれ程得ることはできませんでした。とはいえこれに懲りずにまた機会があれば次は違うタイプを試してみたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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